2010年8月18日水曜日

からくりインターネット アレクサンドリア図書館から次世代ウェブ技術まで」へのコメント


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最終的に「自分が良いと評価するであろう情報にたどり着くこと」ができたら良いわけですよね。

必要な情報にたどり着くのに、100冊の本に触れて30冊を読んで、そのうちの5冊の本が良いと評価されて、読むべきだったのは5冊の本の20パーセントのページだったりする。

コンピュータがスキャンすることが可能なら、自分で目を通さずに、それらのページにたどり着くことがしやすくなる。

検索エンジンというのが何かというと、人々のページに対する評価を、キーワードの検索結果に反映するってことです。

誰でもが同じページに書き込むことが出来ると言う点で、良い情報がウィキペディアに収束してゆく可能性があります。異端な情報ですら、異端であるコメントと一緒にだったら、ウィキペディアに置くことができますよね。

ツイッターというのも、そういう情報の整理や選び出しをするのに働いています。

「良いツイート」や「良いリンクを含んだツイート」は、たくさんの人に何度もリツイートされて、たくさんの人の目に触れて、さらに同じ人に何度も目にされたりします。

ちなみに、 http://twitter.com/toptweets_ja には、その時点でたくさんの人にリツイートされているツイートを並べてくれています。

「再放送、増幅、拡散」の働きは、ツイッターの命のひとつです。これが、革命のひとつです。マスコミを越える可能性をインターネットに提供しました。

たぶん、ツイッターを作った時には予想だにしなかった働きだと思います。

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