これは、からくりインターネット アレクサンドリア図書館から次世代ウェブ技術までに書いたコメントの再録です。
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最終的に「自分が良いと評価するであろう情報にたどり着くこと」ができたら良いわけですよね。
必要な情報にたどり着くのに、100冊の本に触れて30冊を読んで、そのうちの5冊の本が良いと評価されて、読むべきだったのは5冊の本の20パーセントのページだったりする。
コンピュータがスキャンすることが可能なら、自分で目を通さずに、それらのページにたどり着くことがしやすくなる。
検索エンジンというのが何かというと、人々のページに対する評価を、キーワードの検索結果に反映するってことです。
誰でもが同じページに書き込むことが出来ると言う点で、良い情報がウィキペディアに収束してゆく可能性があります。異端な情報ですら、異端であるコメントと一緒にだったら、ウィキペディアに置くことができますよね。
ツイッターというのも、そういう情報の整理や選び出しをするのに働いています。
「良いツイート」や「良いリンクを含んだツイート」は、たくさんの人に何度もリツイートされて、たくさんの人の目に触れて、さらに同じ人に何度も目にされたりします。
ちなみに、 http://twitter.com/toptweets_ja には、その時点でたくさんの人にリツイートされているツイートを並べてくれています。
「再放送、増幅、拡散」の働きは、ツイッターの命のひとつです。これが、革命のひとつです。マスコミを越える可能性をインターネットに提供しました。
たぶん、ツイッターを作った時には予想だにしなかった働きだと思います。
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